ベオグラードで非同盟創立記念外相会議開く

    非同盟諸国運動(MNOAL)は1961年9月、当時のユーゴスラヴィア首都ベオグラードでの第1回首脳会議開催をもって始まった。その創設60周年記念外相会議が10月11日、べオグラ―ドで2日間の日程で開かれた。

   東西冷戦期に米ソ両陣営に入らない「非同盟」諸国は25カ国にすぎ議なかった。冷戦終結から32年経った今、加盟国は117。オブザーバーは17カ国で、そこにはラ米7国(亜URU伯PAR墨CR・ES)が含まれている。

   今会議には、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相、ベネズエラのフェリックス・プラセシア外相らが参加している。プラセンシア外相は初日の会議で、米国による強圧手段(制裁)を糾弾した。

   首脳会議は第1回ベオグラードから2019年のアゼルバイジャン・バクーまで18回開かれた。並べると、①1961ベオグラード②64カイロ③70ルサカ④73アルジェ⑤76コロンボ⑥79ハバナ⑦83ニューデリー⑧86ハラレ⑨89ベオグラード⑩92ジャカルタ⑪95カルタヘーナ⑫98ダーバン⑬2003クアラルンプール⑭06ハバナ⑮09シャルムエルシェイク⑯12テヘラン⑰16ポルラマル⑱19バクー。

▼多国間主義と内政不干渉を決議し閉会

   外相会議は、議長のアゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相が10月12日、国際的決定に際しての多国間主義や内政不干渉など決議事項を読み上げ、閉会した。

 

      


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