ペルー決選、IPSOS速算値はカスティージョ優勢

   6月6日のペルー大統領選挙決選は、投票終了後の同夜11(日本時間7日午後1時)過ぎの世論調査会社ペルーIPSOS社の「100%開票」速報によれば、ペドロ・カスティージョ50・2%、ケイコ・フジモリ49・8%で、カスティージョが僅差で勝っている。

  同社は夜7時の出口調査結果発表では、ケイコ50・3%、カスティージョ49・7%で、ケイコがリードしていた。

  同社のアルフレド・トーレス社長は、開票速報は誤差1%、出口調査は同3・3%で、いずれも<事実上の>互角の域を出ないとして、「現段階で勝敗は決められない」と述べている。

  一方、中央選管ONPE(オンぺ)の最初の開票結果の発表は遅れている。

  コロナ禍により夜間外出禁止令が各地に発動されているが、政府は6日23時から全土に夜間外出禁止令を敷くと発表した。開票結果が暴動などを招きかねないためだ。リマ首都圏は21~04時の外出禁止令が既に出ており、21時から外出は禁止される。

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