亜国大統領と外相が茂木外相と会談
ラ米諸国歴訪中の茂木敏充外相は1月7日、ブエノスアイレスの亜国大統領政庁カサ・ロサーダで、アルべルト・フェルナンデス大統領と会談した。
亜国営通信TELAM(テラム)は、双方は気候変動との闘い、国際規範・平和・人権尊重で一致した、と報じた。「国際規範尊重」には、日本側の対中牽制の狙いが込められている。
フェルナンデス大統領は、日本が最近実施した医療器材援助に謝意を表した。両者は、今年7~8月の東京五輪開催についても話題にした。
茂木外相は別途、亜国外務省でフェリーぺ・ソラー外相と会談、貿易・投資の拡大で一致した。また亜国地方自治体の生産促進と競争力強化のための「改善・タンゴ事業」の推進を話し合った。
また第三国への日亜共同支援計画も議題になった。両国は既に、モザンビークでの生産技術向上協力事業を手掛けている。
茂木外相はソラ―外相の先導で、外務省脇にあるサンマルティン広場で、独立の英雄ホセ・デ・サンマルティンの乗馬像に献花した。
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