タバレー・バスケス前ウルグアイ大統領が死去

   ウルグアイのタバレー・バスケス前大統領(80)が12月6日、首都モンテビーオの自宅で肺癌のため死去した。腫瘍科の専門医だった。

  バスケスは、2004年の大統領選挙に野党だった中道左翼・左翼諸党の連合体「拡大戦線」(FA)から出馬し当選。05~10年、大統領を務めた。10~15年は後継のホセ・ムヒーカが大統領を務め、16~20年はバスケスが2期目を全うした。

  このFA政権15年は、現代ウルグアイで最もリベラルな時代だった。バスケスは昨年8月、右肺に癌が見つかり、今年3月1日、国民党(保守・右翼)のルイス・ラカージェ=ポウ大統領に政権を引き渡した後、療養生活を続けていた。

  

     

 

 

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