ペルー次期大統領選1番人気は元サッカー代表選手

    ペルーの次期大統領選挙は2021年4月11日実施される。16年の前回選挙ではKKクチンスキが決選でケイコ・フジモリを僅差で破って当選、同年7月28日に就任したが、汚職嫌疑で退陣。後継のマルティン・ビスカラ大統領も汚職嫌疑で今年解任された。

 これを受けて就任した暫定大統領は有権者から抗議されて1週間も持たずに辞任。新たに就任した現暫定大統領の選挙管理政権の下で来年4月を迎える。

 12月22日に立候補届が締め切られ、23 人の出馬が決まっている。ビスカラは選挙審査会から登録を却下され、出馬できなくなった。収賄で収監されたオジャンタ・ウマーラ元大統領とケイコ・フジモリは立候補を認められた。

 現時点での支持率調査では、国民勝利党(VN)のジョージ・フォーサイス(38)=元サッカー代表チーム・ゴールキーパー=が一番人気。次いでモラード(暗紫色)党のフリオ・グスマン(50)=経済専門家=、人民勢力党のケイコ・フジモリ(45)=元大統領の娘=、共にぺるーのために党のベロニカ・メンドサ(40)=心理学者=の順。

 泡沫的候補も多く、選挙戦の過程で淘汰される。最終的に有力候補5~6人の争いになり、過半数得票者が出ずに上位2人による決選となる公算が大きい。

 

 


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