ハイチ大統領暗殺の主犯格が逮捕さる

    ドミニカ共和国(RD)の当局者は1月9日、隣国ハイチのジョヴネル・モイーズ大統領を昨年7月7日暗殺した事件のハイチ人黒幕の一人ロドルフ・ジャ―ルを7日、両国国境のRD側で逮捕したと明らかにした。     ジャ―ルは暗殺事件直前、ポルトープランスの自邸に暗殺実行犯となるコロンビア傭兵コマンドを招き、自動小銃など武器類を与え、大統領私邸に行く乗用車を提供するなど、事件に深く関与していた。     暗殺事件には、ジャールを含む麻薬取引闇世界の利権が関わっていたとされる。モイーズは生前、麻薬取引の取締り強化を打ち出していた。ジャ―ルは過去、麻薬取引により米国で有罪となり服役したことがある。     RD当局は今回、米DEA(麻薬捜査局)の通報を受けて、入国したジャ―ルを緊急逮捕した。それまで半年間、ジャールはハイチ国内に潜伏していた。

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