ノーベル平和賞のぺレス=エスキベルが入院

    アルゼンチンの人権活動家で1980年のノーベル平和賞受賞者アドルフォ・ペレス=エスキベル(90)は1月2日、保養地マルデルプラ―タで心不全で倒れた。同市にある大統領別荘に滞在中のアルべルト・フェルナンデス大統領は侍医を派遣、応急手当を施した。     その後、ペレス=エスキベルは市内の病院に入院した。持ち直し、命に別状はない模様。     1975年に人権運動を開始。翌76年3月、軍事クーデターが起きると抵抗。77年8月、軍政に逮捕され、14カ月間獄中生活を送った。拷問されていた。     私は82年のマルビーナス(フォークランド)戦争中、ブエノスアイレスでぺレス=エスキベルにインタビューしたが、釈放後も軍政から迫害を受け続けていると語っていた。 ▼ブラジル大統領が緊急入院     ジャイール・ボウソナーロ伯大統領は1月3日未明、サンパウロ市内の病院に緊急入院した。腸閉塞の兆候があるという。大統領は休暇でサンタカタリーナに滞在していたが、不調を訴え、サンパウロに搬送された。

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