シンガポールが「太平洋同盟」協賛国に

    メキシコ、コロンビア、ペルー、チリのラ米太平洋岸4カ国がつくる経済連携機関「太平洋同盟」(AP)は1月27日、コロンビア太平洋岸のバジェデルカウカ州バイーア・マラガで第16回首脳会合を開催。シンガポールのリー・シエンロン首相が出席し、同国の協賛国としての準加盟が正式に決まった。     会合にはエクアドールのギジェルモ・ラソ大統領も出席、協賛国となる手続きに着手することになった。同大統領は、ゆくゆくは正式な加盟国になりたいと述べた。     加盟4カ国からは、コロンビアのイバン・ドゥケ、ペルーのペドロ・アスティ―ジョ、チリのセバスティアン・ピニェーラの3大統領と、メキシコのロへリオ・ラミ―レス財務相(AMLO大統領代理)が出席した。     ガブリエル・ボリッチ次期チリ大統領は、ピニェーラと一緒に出席する招待を断り、同日のホンジュラス新大統領シオマラ・カストロ就任式に出席した。 ▼第3回プロスール首脳会合開く     コロンビアのカルタヘーナで1月27日、「南米進歩フォーラム」(PROSUR)の第三回首脳会合が開かれた。これは南米諸国連合(ウナスール)の左傾化を毛嫌いする保守・右翼政権諸国9カ国が2019年に智サンティアゴで結成した。     その後、政権が穏健左翼や進歩主義に替わった国があり、ペルーもその一つ。ペドロ・カスティージョ大統領は出席せず、オスカル・マウルトゥア外相が代理出席した。

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