ウルグアイ右翼党が「元拷問者の党員」問題で揺れる
ラカージェ=ポウ・ウルグアイ保守・右翼政権の連立与党に参加している右翼政党「開かれた議会」(CA)が大もめにもめている。創刊50周年の政治週刊誌「ブスケダ」が今週、党員エドゥアルド・ルスト下院議員が2020年8月に党員同士の会話で、「CA党員の半数は1973~85年の軍政期の拷問者だ。女性を殴打して起訴されたら、君はどうする?」などと発言した音声記録を暴露したからだ。
弁護士でもあるルストは、そう発言した当時、録音されていたのを知っていたと言い、「こっそりとでなく、公然と発言した」と主張している。
党員や、その関係者には、1970年代初頭、革命闘争を展開していたゲリラ組織「トゥパマロス」の要員の殺害に関与した者もいる。ホセ・ムヒーカ元大統領や、その妻ルシーア・トポランスキ元副大統領もトゥパマロスの闘志だった。
CA党首ギジェルモ・ドメニク上院議員は、党幹部会を招集し、対策を協議すると1月14日表明した。
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