同性結婚法をチリ国会が可決

        チリ国会上下両院は12月7日、同性結婚を認める新法を可決した。この国のカトリック教会は、かつてピノチェー軍事独裁を支持するなど保守的だ。その影響下で民事では保守性の強いチリで同新法が成立したのは画期的なことだ。

   セバスティアン・ピニェーラ大統領の署名と官報掲載をもって発効する。

   今月19日の大統領選挙決選に臨む極右候補ホセ=アントニオ・カストは、同性婚に反対しており、新法可決後、「結婚は男女間にのみある」と語った。カストは9人の子どもの父である。

   米州では、加米CR赤COL・URU亜が既に同性婚を認めている。メキシコでは、32州中14州で認められている。

▼大統領が公布

   ピニェーラ大統領は12月9日、同性結婚法を公布した。官報記載を経て90日後に発効する。

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