北米3国首脳会議がラ米カリブへのワクチン配布決める

    第9回墨米加北米3国首脳会議(NALS)は11月18日、ワシントン(ホワイトハウス)で開かれた。コロナ禍COVID19が中心議題で、3国はLAC(ラ米・カリブ)諸国へのワクチン無料配布を決めた。気候変動問題も話し合われた。

   3首脳はそれぞれ個別にも会談、AMLO墨大統領はジョー・バイデン米大統領、ジャスティン・トルドー加首相と別途話し合った。米加首脳はまた、個別にカマラ・ハリス米副大統領とも会談した。

   AMLOはバイデンとの2国間首脳会談で、在米メキシコ移民1100万人の法的身分保障問題や、欧州連合(EU)型の「米州連合」結成構想について提言した。

   墨加首脳会談はワシントン市内にあるメキシコ文化庁施設で行われ、①先住民族との和解を探り、先住民共同体を政治的中心に招き入れる②富の再分配による不平等を是正③北米域内での競争力強化、で合意した。

   AMLOは、今回が米加両首脳との初面談だった。3国は「TーMEC」(墨米加協定)という、経済・貿易関係を中心とする協定を昨年発足発効させた。3首脳は、その発足を祝った。

   第10回NALSは来年、メキシコ市で開かれる。

 

 

   

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