AMLOメキシコ大統領が安保理で議長を務める

    メキシコのAMLO大統領は11月9日、国連安保理輪番制議長国議長席に着き、安保理討議を主導した。メキシコが安保理非常任理事国になったのは6回目。

   同大統領は「安保理は世界政府のようだ」と指摘。腐敗、不平等、社会不安との闘いや、「世界友愛福祉計画」へ協力を呼び掛けた。

   AMLO一行が8日夜から宿泊していたホテルの前や国連本部前には9日、在米メキシコ人約500人が集結。マリアッチ音楽や民俗舞踊で大統領を歓迎。国連近くに設置されている大TV画面で安保理討議を見守った。

   安保理とは別にAMLOは、米政府側に対し、在米1100万人のメキシコ人移民労働者と家族を、そして他国からの移民をやさしく扱ってほしいと伝えた。この場面が大画面で中継されると、路上から大歓声が上がった。

   大統領は、アントニオ・グテレス国連事務総長と会談後、帰国の途に就いた。

 

コメント

このブログの人気の投稿

ラ米学徒、久保崎夏の思い出

『ホンジュラスに女性大統領誕生』公開のお知らせ

メキシコ外相が「メリダ計画」終了を宣言