オーストラリア石油会社がキューバで油田開発に着手

    オーストラリアのメルバ―ナ・エナジー社は9月21日、玖マタンサス州フロリダ海峡沿岸油田地帯の「アラメ―ダL」地区で9月13日に原油採掘作業を開始した、と発表した。掘削地点の深さは地下457mの「浅い場所」という。

    同社はシドニーに本社を置き、メルボルン支社、ハバナ支所、バラデロ事務所がある。玖国営石油会社CUPET管理下のメキシコ湾海底油田の試掘に2015年、参加したことがある。今回の作業は、18年に玖政府から認可されていた。

    キューバはベネズエラからの原油供給が滞りがちで、発電にも支障をきたしており、長時間の停電が続いている。このため国内での油田開発が急務となっている。

    ラウール・カストロ前玖政権は海底油田開発に力点を置いていたが、海域が深いうえ、油田が海底の岩盤で覆われていることがわかり、伝統的なマタンサス州油田地帯の重要性が一層高まっている。同地帯は内需原油の約半分を生産している。

    

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