ハイチで大地震、1300人死亡

    ハイチで8月14日朝、M7・2の大地震が発生、15日までに死者約1300人、負傷者約6000人に達した。震源地は首都ポルトープランス南西の地中。

   この国は2010年1月、同規模の激震に見舞われ、23万人が死亡した。その復興が不十分なときに、またも地震の打撃を受けた。当時はコレラが蔓延、災害に輪をかけた。

   7月7日にはジョヴネル・モイーズ大統領が暗殺され、事件の解明が徐々に進んでいるさなかの災害となった。

   震源地に近いルカイ市の病院では、損傷したうえ余震があるため、庭で負傷者を手当てしている。医師らは「死者を数えたり収容したりする時間はない」と、緊迫した状況を語っている。

   ハイチと国境を接するドミニカ共和国(RD)、カリブ沿岸のキューバ、メキシコ、ベネズエラなどが緊急援助を続々表明している。キューバは「ヘンリー・リーブ国際医療支援団」を急派、すでに現地で負傷者を診察、手当てしている。

▼死者2000人に迫る

   ハイチ地震の死者は8月18日現在、約1950人、負傷者約9000人に達した。

 

 

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