ハイチ大統領暗殺事件で「女性元判事」が浮上

   ジョヴネル・モイーズ大統領暗殺事件(7月7日発生)でハイチ警察に捜査協力している米国の連邦捜査局(FBI)は、既に逮捕されている黒幕の一人クリスティアン・エマニュエル・サノン容疑者が記した大統領打倒計画書類を入手した。

  コロンビアのエル・ティエンポ紙が7月25日報じた。26日には、大統領警護隊長ジャン・ラゲル・シヴィル容疑者が逮捕された。

  FBI筋によれば、そこにはサノンから陰謀を伝えられたハイチ各界の人物十数人の氏名が書かれており、その中の女性の最高際元判事ウエンデル・コク・テロ―容疑者が事件の鍵を握る重要人物。彼女は国際社会に指名手配されている。

  同元判事はモイーズ大統領に馘首されたため、恨みを持つとされる。事件の準備情報を把握しており、モイーズ後の新政権の閣僚名簿さえ握っていた。彼女は、米国新教系教会に影響力を持つという。 







コメント

このブログの人気の投稿

ラ米学徒、久保崎夏の思い出

『ホンジュラスに女性大統領誕生』公開のお知らせ

メキシコ外相が「メリダ計画」終了を宣言