ハイチ大統領殺害を命じた人物が判明

     コロンビア警察のホルヘ・バルガス長官は7月16日、元ハイチ政府当局者ジョセフ・フェリックス・バディオ容疑者が、コロンビア人傭兵たちのまとめ役だった元大尉ヘルマン・リベーラ容疑者ら2人に対し、大統領邸襲撃3日前(7月4日)、襲撃の目的は大統領殺害だと伝えた、と明らかにした。当初は、大統領の身柄拘禁が目的、と偽っていた。

    バディオは元司法省の職員で、諜報機関と組んで腐敗取締りになど従事していた。 バディオが誰かの命令で動いていたのか、および大統領殺害の動機が何か、は依然不明だ。ハイチ警察は13日からバディオの公開捜査を続けていた。バディオ逮捕の情報はない。

    リベーラは2人は4月から5月にかけてドミニカ共和国に滞在。そこからハイチに入国した。ハイチ警察は、逃亡中の他の黒幕らを依然捜索している。

    バルガス長官は、世界中に知れ渡った大事件にコロンビア人がこのように関与していたことがわかり、嘆き悲しんでいると述べた。

    

     

     

    

コメント

このブログの人気の投稿

ラ米学徒、久保崎夏の思い出

『ホンジュラスに女性大統領誕生』公開のお知らせ

メキシコ外相が「メリダ計画」終了を宣言