エル・サルバドールが仮想通貨を日常使用へ

   エル・サルバドール国会は6月9日、仮想通貨ビットコインを通貨として使用することを認める新法を可決、成立させた。

  この国の通貨は米ドルだが、新法が官報に記載されてから90日後、米ドルと並んで仮想通貨の使用が可能になる。中央銀行は、その3カ月の間に細則を決める。

  仮想通貨を通常の通貨と同格で使用できるようにした国は世界で初めて。米ドルと仮想通貨の間に自由変動相場制の交換率が設定される。

  独裁色の強いナジブ・ブケレ大統領は「風変わりな政治家」と見られている。だが本人にとって今回の立法措置も、決して風変わりではないのだ。  

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