ペルー決選:開票92%、カスティージョがケイコに肉薄

   ペルー国家選挙過程事務所(ONPE=オンぺ=中央選管)が6月7日夜(日本時間午後)に開票率92%で発表した得票結果は、ケイコ・フジモリ50・17%、ペドロ・カスティージョ49・83%。0・34ポイントの僅差。投票率は77・8%だった。

      開票率85%で既にケイコ51・01%、カスティージョ48・98%で、2・03ポイントに縮まっていた。

  ONPEの開票率68%段階では、ケイコ52・475%、カスティージョ47・525%。同56%段階ではケイコ52・4%、カスティージョ47・5%。42%段階では、ケイコ52・905%、カスティージョ47・095%だった。

  カスティージョは、68%段階時点での結果に、「我々の地方票、農村票がまだ開票されていない」と述べていた。僅差となったのはカスティージョの支持基盤票が開いたからだ。

  大統領選挙第1回投票(4月11日)で敗退した左翼のベロニカ・メンドサ(「共にペルーのために」党)は、「ONPEの100%開票まで静かに待とう」と述べた。メンドサは、カスティージョと選挙協力合意を結んでいる。

  一方、ケイコについて、有力紙エル・コメルシオは、「ラ・テルセーラ・セア・ラ・ベンシ―ダ(3度目の正直になる)のを狙っている」と報じている。

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