ボリビア政権党MASの退潮目立つ
ボリビア統一地方選挙(3月7日)の決選投票が4月11日実施された。336市長の7割方は、アルセ政権の政権党MAS(社会主義運動)が確保したが、州知事と大都市長の選挙ではMASの退潮が目立った。
MASは第1回投票でオル―ロ、ポトシー、コチャバンバ3州の知事を獲得、野党はサンタクルース、ベニ両州知事を獲った。
残るラパス、パンド、チュキサカ、タリーハ4州知事選が決選となったが、MASは同4州すべてで敗北した。結局全9州中、MASは3州知事を得たのみとなった。政治首都ラパス市に隣接する大都市エル・アルトでも、かつてMAS幹部で上院議長を務めながらMASと袂を分かったエバ・コパが市長選に当選した。
今選挙は、2019年11月まで13年余り大統領だったエボ・モラレスが選対本部長を務めたが、エボのカリスマと神通力の衰えが印象づけられた。
決選有権者は270万人。投票率は83%だった。
エバ・コパはエルアルト市長です。ラパス市長は三月にイバン・アリエスで確定していました。
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