「デモクラシータイムス」でラ米麻薬問題番組放映 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 4月 08, 2021 パソコンで観られるユーチューブジャーナリズム「デモクラシ―タイムス」の「ラ米シリーズ⑤」として8日夜、「麻薬問題:コカ葉は神、コカインは悪魔」が解禁されました。 「デモクラシ―タイムス」、次いで「麻薬」と検索すれば、出てきます。過去の同シリーズなどを含め、是非ご覧ください。 20210409 当ブログ主宰 ジャーナリスト 伊高浩昭 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
新大統領就任直前、ホンジュラス国会に議長2人! 1月 24, 2022 明後日1月27日、ホンジュラスで同国初の女性大統領シオマラ・カストロ(62)が就任する。昨年11月28日の選挙に穏健左翼LIBRE(自由・再建党)およびPSH(ホンジュラス救国党)など諸党の統一候補として出馬、圧勝した。 これに先立ち25日、新国会が発足する。その議長が新大統領の宣誓式を執り行う。ところが異変が起きた。下院128議席のうち50議席を占めた新政権党LIBREの保守派議員20人が造反、エルナンデス現政権の国民党(43議席)になびき、20日にLIBRE造反組の頭ホルへ・カリックスを新議長に選出してしまったのだ。 一方、カストロ派議員30人他、連立諸党議員は国会議事堂で、PSHのルイス・レドンド議員を議長に選出した。造反組は議事堂外でカリックスを選んだ。一種のクーデター画策だ。LIBREは造反組を除名した。 新政権は「腐敗掃討」を優先政策に掲げている。これを恐れる国民党は、国会の議事進行を阻止するため、LIBREを分裂させる荒業で「自分たちの議長」をしたのだ。その黒幕はエルナンデス現大統領とロボ前大統領だ。2人の家族は麻薬取引で断罪され、米国で服役中。 シオマラの夫マヌエル・セラーヤは2006年に自由党から出馬し、当選して政権に就いたが、09年クーデターで追放された。保守・極右体質の国民党は、シオマラの任期4年を全うさせたくなく、就任直前に早くも揺さぶりをかけたわけだ。 続きを読む
パディージャ事件から50年、分析冊子が刊行さる 4月 29, 2021 キューバの詩人エべルト・パディージャ(1932~2000)が1971年3月20日逮捕され、4月27日自己批判させられた「パディージャ事件」から半世紀が過ぎた。この時宜を捉えて25日、同事件の解釈やラ米知識人らの反応を分析した冊子(読本)がハバナで刊行された。 執筆者は、ラス・アメリカス館長アベル・プリエト(作家、元文化相)と、同館幹部ハイメ・ゴメス=トゥリアナ。題名は、『ゲームの外(および内)でー「パディージャ事件」から50年』。 パディージャは1968年に詩集『ゲームの外で』を出版。「ゲーム」とは、進行中のキューバ革命体制の隠喩である。この詩集は同年、玖作家芸術家協会(UNEAC)賞を受賞したが、「反革命」傾向を指摘されていた。 キューバは59年元日の革命当初から経済建設が難航。60年代半ば以降、経済苦が厳しくなっていた。そこでフィデル・カストロは共産党路線を民族路線からソ連寄りに切り替え、72年にはソ連圏諸国の経済相互援助会議(コメコン)に加盟、経済を安定させた。75年には社会主義憲法を制定、76年にソ連型政治機構に移行した。 60年代末には、政経両面の「ソ連近似化」路線が始まっており、思想統制も徐々に厳しくなっていた。コメコン加盟を翌年に控えた71年の3月20日、パディージャは逮捕され、4月27日まで拘禁された。釈放されてすぐにUNEACで自己批判させられ、「反革命の非」を認めた。これが「パディージャ事件」である。 事件を境にラ米や欧州の知識人が少なからずキューバ革命支持を取り下げ、カストロ体制と袂を分かった。刊行された読本は、とくにラ米作家たちの反応を三通りに分けて分析している。 ①はペルーのマリオ・バルガス=ジョサ(MVLL)ら強硬派。カストロ体制を「スターリン主義」と批判して離反した。②は亜国の故フリオ・コルタサル、スペインの故フアン・ゴイティソーロらで、袂を一旦分かった後、キューバと仲直りした。③はコロンビアの故ガブリエル・ガルシア=マルケスのように革命体制支持が明確な者。 興味深いのは、パディージャが自己批判を逆手にとって、キューバが、「スターリンによる粛清が猛威を振るっていた1930年代のソ連のようになってしまった」ということを暗に表示したと、筆者2人が指摘していること。 自己批判を聴いたUN... 続きを読む
ラウール・カストロ玖第1書記は末期癌:VEN紙報ず 10月 14, 2020 VEN紙エル・イムプルソ(本社・ララ州都バルキシメト市)は10月14日、キューバ共産党(PCC)のラウール・カストロ第1書記(89)は末期癌で、医師団の管理下にあると報じた。 VEN人記者ネルソン・ボカランダの署名記事。ラウールの娘マリエラ・カストロ=エスピンがずっと付き添ってきた、という。マリエラは玖性教育センター(CENESEX)所長。 ラウールは7月に公の場に姿を現してから10月6日に共産党政治局員会議に出席するまで3カ月間姿を見せず、健康問題がささやかれていた。 毎週火曜日にはハバナにある革命宮殿(大統領政庁・共産党本部)で政治局定例会議が開かれる。PCC機関紙グランマは、10月13日もラウールは出席し、議長を務めたと報じている。 ボカランダ記者は、情報源を明らかにしていない。玖VEN両国は最重要同盟関係にあり、VEN首脳部から同記者に情報がもたらされた可能性もある。 共産党は2021年4月半ば、第8回党大会を開く。ラウールは引退し、ミゲル・ディアスカネル大統領(政治局序列3位)が後継の第1書記に就任する人事が内定している。 キューバは長年の社会主義性政策の不備に加え、米政府による経済封鎖で経済が疲弊。そこにコロナ疫病COVID19の蔓延で、外貨獲得源の柱・観光産業が停止を余儀なくされ、外貨は底をついている。この苦境に対応するため、通貨一本化政策など、経済改革に躍起だ。 実兄フィデル・カストロ前第1書記は2016年に死去。ラウールも引退ないし死去するつれば、共産党、革命軍、政府の内部で権力闘争が起きる可能性も否定できない。 ▼外相が報告 ブルーノ・ロドリゲス玖外相は10月28日、玖外交の展開について立法機関向けに報告。キューバは197国・国際機関と外交関係をもち、127の在外公館・外交使節を有し、127のうちの69は兼務と明らかにした。 玖在外領事館は149、在外勤務の玖人外交官らは1325人、在玖外国公館・使節団は122。 続きを読む
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