国連人権記録官が対VEN強制措置解除を要求
米国と欧州連合(EU)は「制裁」というベネズエラに対する一方的強制措置を解除すべきだー国連のアレーナ・ドゥーハン人権問題特別記録官が2月12日記者会見し表明した。同記録官はこのほど2週間に亘ってVENを現地調査した。9月に公式な報告書を発表するという。
記録官は、VEN国民の食糧事情や健康状態は著しく悪化していると指摘。他国へのこうした強制措置は人権蹂躙だと批判した。
またマドゥーロVEN政権の在外資産凍結も人権蹂躙に繋がるとして、英国とポルトガルの銀行に対し、凍結中のVEN資金を返却するよう求めた。VEN政権はその資金を国民救済に使うことができる、と述べた。
▼対回VEN封鎖は解除方針ない、と米政府
米国家安全保障会議の西半球(ラ米・カリブ)担当官フアン・ゴンサレスは2月18日、バイデン政権には当面、マドゥーロVEN政権に対する「経済制裁」(経済封鎖)を解除する方針はない、と表明した。
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