コロンビアで父親の異なる双子が誕生か

    コロンビアで双子の男児の父親が別々という極めて稀な例が報告された。同国の有力週刊誌セマーナが1月27日報じたところによれば、この事例は国立保健庁の機関誌「生物医学(ビオメディカ)」に発表された。

  2018年8月、双子の父親とされた男性がDNA鑑定を求めた。コロンビア国立大学(UNAL)の遺伝学的出生証明研究グループが鑑定したところ、その男性のDNAと一致した男児は一人だけだった。

  UNAL教授のリリアン=アンドレア・カサス=バルガス生物学博士によると、希有な例であるため、男性にしかないY染色体を分析したが、結果は変わらなかった。

  結論は、母親が一回の排卵期に異なる2人の男性と関係したこと。コロンビアでは愛情問題が複雑で、年間1万1000件もの父親証明検査が実施されているという。


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