ディエゴ・マラドーナはキュ―バで自殺を図っていた

   キューバ人医師で1980年代末から故ディエゴ・マラドーナのキューバでの主治医だったアルフレド・コエ氏は、ディエゴはキューバで運転していた乗用車を乗り合いバスに衝突させ自殺しようとした、と証言した。

  同医師は、ペルーのアメリカTVによるインタビューで語った。その時、ディエゴは「全くの偶然で助かった」という。ディエゴがキューバで2度目の入院治療を受けていた時だったというが、それがいつだったか、医師は明らかにしなかった。

  コエ医師はまた、ディエゴは脳の損傷と、投与されていた精神薬理学上の薬品が適切でなかったことにより言語能力に不自由をきたしていた、とも述べた。脳の損傷は、認知症を招くほどには至っていなかったという。

  キューバ滞在中、ディエゴは海浜の施設に滞在、海を見つめていたが無口で、言葉を引き出すのは難しかった。そう医師は回想する。

  ディエゴは今年11月4日、ブエノスアイレスの医療施設で血腫の手術を受け、21日後の同月25日に60歳で死去した。コエ医師は亜国に飛び、ディエゴを見舞ったが、深い眠りについており、翌日死去した。

  「あれは事実上の自殺だったと言える。ディエゴは人生に疲れ、これ以上生きたくないと思っていたはずだ」と、コエは述懐した。

  コエはディエゴをハバナで入院させるよう、ディエゴの周囲を説得したが、受け入れられなかったという。

 

  

  

コメント

  1. これは初耳でした。ありがとうございます。

    いろんな問題を起こしたマラドーナですが、急逝は残念です。
    現役晩年の動画見つけました。ボカ対ラシンの試合です。
    マラドーナ、クラウジオ・ロペスが出ています。
    https://youtu.be/sGoqdqhlq4k

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