ハバナ市が環境・交通対策で公共自転車制度開始へ

  ハバナ市は来年、「公共自転車」制度を試験的に始める。目的は二酸化炭素排出を規制する環境政策、および公共交通機関不足を補う交通政策に基づく。この制度は2022年に正式に開始される。

 市当局は、一日平均延べ22万7000回の利用があり、一回平均の走行距離は3・5キロで、多くは通勤通学に使われる、と踏んでいる。

 この制度は、墨亜西蘭4国、デンマークなどの実施実績を参考にしている。NY市でも公共自転車は盛んに利用されている。

 大ハバナ市内7カ所に「シクロエスタシオネス」(自転車駅)が設けられ、ここがサービス拠点になる。使用される自転車は、ビジャクララ州内にあるミネルバ社で組み立てられる。

 公共自転車制度は、国連開発計画(UNDP)に支援されている。

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