ALBA首脳会議でコロナワクチン支援決まる

  ベネズエラとキューバが主導するALBA(米州ボリバリアーナ同盟)の第18回首脳会議が12月14日、遠隔形式で開かれた。ニコラース・マドゥーロVEN大統領は、加盟国にコロナワクチン接種のための資金を提供すると表明した。

 マドゥーロはまた、キューバ政府がこのほど発表した通貨・交換率改革政策への支持を打ち出した。

 さらにALBA経済理事会の活性化、域内決済統一単位(SUCRE=スクレ)復活、ALBA銀行強化、ペトロカリーベ(カリブ連帯石油機構)向け原油生産拡大を約束した。 

 マドゥーロ発言を受け、VEN玖両国はALBA銀行内に「コロナワクチン銀行」を開設、その口座を通じ加盟国にワクチン配布と接種の支援することになった。キューバには4種類のワクチンがあり、ALBAには中露両国から支援されているワクチンもある。

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