ペルーで3700年前の「貴婦人」の顔を復元

    ペルー古代の「貴婦人ダマ・デ・エル・パライソ」の顔が復元された。リマ北方の太平東岸にある巨大遺跡エル・パライソ(楽園)で発掘された、3700年前に生きていたとされる同「貴婦人」の頭蓋骨や骨を調査してきた考古学者ダヤンナ・カルボネルは12月25日、復元について明らかにした。

    それによれば、2年に亘る調査・研究の末、頭蓋骨の一部の復元に成功。それに基づき、顔面を再現した。考古学と造形技術の共同作業がものをいった。

    「貴婦人」は伸張150センチ。死亡時の年齢は20~25歳。長顔で頬骨が張っている。目は小さく、鼻は高い。口は大きくない。

     カルボネルら考古学者らは、「貴婦人」に「エバ=ルシーア」と命名した。遺跡名「楽園」に因んでいる(エバ=イヴ)。

     

    


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