ベネズエラ国会議員選の国際監視団は200人

   ベネズエラのニコラース・マドゥーロ大統領は12月4日、明後日6日に迫った国会議員選挙の投開票作業を見守る国際選挙監視要員約200人の代表らを政庁に招いて懇談した。ラファエル・コレア前エクアドール大統領、リカルド・パティ―ニョ元赤外相も出席した。

  VEN政府は国際監視団受け入れを「国際同伴計画」と呼んでいる。会合には、VEN側からはデルシー・ロドリゲス副大統領、ホルヘ・アレアサ外相、ホルヘ・ロドリゲス通信情報相(政権党選対本部長)、インディラ・アルフォンソCNE(中央選管)議長、マイケル・モレーノ最高裁判所長官らも出席した。

     到着済みの監視団には、「ラ米選挙専門家会議」(CEELA)や、(アフリカ)トーゴ系の「独立選挙委員会」が含まれている。

  選挙では選挙区133、比例区144、計277議席を、87政党・政治運動から出馬した1万4000人の候補者が争う。登録有権者は2070万人。

★詳細は7月14日付のVEN国会議員選挙に関する当ブログ記事を参照されたい。

  監視団を派遣しているロシアの外務省は3日、VEN国会議員選挙を認めないよう呼び掛けている国際勢力を糾弾した。

  一方、マドゥーロ大統領は選挙戦が終了した同日の記者会見で、「この選挙で政権党が敗れたら私は辞任する」と言明、勝利に自信を示した。 

  

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